RMANとは

RMAN(Recovery Manager)とは8のバージョンから提供されているOracle純正のバックアップツールでありオンラインバックアップ、オフラインバックアップ、 差分バックアップやバックアップの圧縮といった様々なバックアップが可能です。

また、ASMを使用している場合、OSコマンドではASM上のデータファイルをext3やNTFS等のファイルシステムにコピーすることができないためRMANを使用してバックアップするケースが多くなります。


RMANで取得するバックアップの種類

大まかに分けると以下のような2種類のバックアップが取得できます。

・バックアップセット
RMAN独自形式のバックアップです。
バックアップセットで作成する場合、バックアップの圧縮やファイルの分割等の機能等が使用できるためバックアップセットのほうがイメージコピーよりもメリットが多いですが、 バックアップセットからリカバリする場合はRMANを使う必要があります。また、アーカイブログ運用である必要があります

・イメージコピー
OS上のファイルと同等のバックアップです。
イメージコピーをリストアする場合RMANを使用する必要はなく、OSコマンドでもリストアすることができます。

バックアップ情報の保持場所

rmanでバックアップしたファイル情報を保持しておく場所をRecovery Managerリポジトリと呼び、Recovery Managerリポジトリには制御ファイルまたはリカバリカタログのいずれかを選択します。 リカバリカタログとはrmanのバックアップ情報を格納するデータベースのことで、リカバリ時に使用するためバックアップ対象のデータベースとは別にデータベースの構築が必要です。

制御ファイルをRecovery Managerリポジトリとして使用すると管理作業は軽減されますが、その反面以下のようなケースで不都合があります。リカバリカタログはこの不都合を解決することができます。

・制御ファイル内のバックアップ情報は古いものが削除されていくため、上書きされたバックアップ情報を使ってリカバリする場合ユーザ自身が適切なバックアップを選択する作業が必要
・制御ファイルが消失した場合制御ファイルをリストアしてリカバリする必要があり、この場合データベースのDBIDが必要になるなど、手順が複雑化する

本ページでは制御ファイルをRecovery Managerリポジトリにする方法の手順で記載をしています。

バックアップ手順

・バックアップセットの取得例
C:\> rman target USER/PASSWORD

Recovery Manager: Release 10.2.0.4.0 - Production on 水 6月 18 21:20:57 2008

Copyright (c) 1982, 2007, Oracle.  All rights reserved.

ターゲット・データベース: ORCL102 (データベースID=3118148192)に接続されました

RMAN> configure channel device type disk format='E:\full_db_%U';

リカバリ・カタログのかわりにターゲット・データベース制御ファイルを使用しています

新しいRMAN構成パラメータ:
CONFIGURE CHANNEL DEVICE TYPE DISK FORMAT   'E:\full_db_%U';
新しいRMAN構成パラメータが格納できました

RMAN> backup as backupset database plus archivelog delete all input;


backupが開始されました(開始時間: 08-06-18)
現在のログがアーカイブされました。
チャネルORA_DISK_1の使用
チャネルORA_DISK_1: アーカイブ・ログ・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにアーカイブ・ログを指定しています
入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=7 レコードID=3 スタンプ=657754416
入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=8 レコードID=4 スタンプ=657754432
チャネルORA_DISK_1: ピース1(08-06-18)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1(08-06-18)が完了しました
ピース・ハンドル=E:\FULL_DB_07JJ92A0_1_1 タグ=TAG20080618T213352 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:02
チャネルORA_DISK_1:アーカイブ・ログを削除しています
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00007_0656279008.001 レコードID=3 スタンプ=657754416
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00008_0656279008.001 レコードID=4 スタンプ=657754432
backupが完了しました(完了時間: 08-06-18)

backupが開始されました(開始時間: 08-06-18)
チャネルORA_DISK_1の使用
チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイルfno=00004 名前=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\USERS01.DBF
入力データファイルfno=00001 名前=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\SYSTEM01.DBF
入力データファイルfno=00003 名前=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\SYSAUX01.DBF
入力データファイルfno=00002 名前=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\UNDOTBS01.DBF
チャネルORA_DISK_1: ピース1(08-06-18)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1(08-06-18)が完了しました
ピース・ハンドル=E:\FULL_DB_08JJ92A2_1_1 タグ=TAG20080618T213354 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:25
チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
現行の制御ファイルをバックアップ・セットに組み込んでいます
チャネルORA_DISK_1: ピース1(08-06-18)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1(08-06-18)が完了しました
ピース・ハンドル=E:\FULL_DB_09JJ92AS_1_1 タグ=TAG20080618T213354 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:02
backupが完了しました(完了時間: 08-06-18)

backupが開始されました(開始時間: 08-06-18)
現在のログがアーカイブされました。
チャネルORA_DISK_1の使用
チャネルORA_DISK_1: アーカイブ・ログ・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにアーカイブ・ログを指定しています
入力アーカイブ・ログ・スレッド=1 順序=9 レコードID=5 スタンプ=657754462
チャネルORA_DISK_1: ピース1(08-06-18)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1(08-06-18)が完了しました
ピース・ハンドル=E:\FULL_DB_0AJJ92AU_1_1 タグ=TAG20080618T213422 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:02
チャネルORA_DISK_1:アーカイブ・ログを削除しています
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00009_0656279008.001 レコードID=5 スタンプ=657754462
backupが完了しました(完了時間: 08-06-18)

RMAN> exit

Recovery Managerが完了しました。

E:\>dir
 ドライブ E のボリューム ラベルがありません。
 ボリューム シリアル番号は 6E98-3B49 です

 E:\ のディレクトリ

2008/06/18  21:33             9,728 FULL_DB_07JJ92A0_1_1
2008/06/18  21:34       176,431,104 FULL_DB_08JJ92A2_1_1
2008/06/18  21:34        14,385,152 FULL_DB_09JJ92AS_1_1
2008/06/18  21:34             4,096 FULL_DB_0AJJ92AU_1_1
上記の処理した内容としては以下のとおりです。
- バックアップセットでバックアップを作成
- DISK上のE:\に「FULL_DB_<一意な識別子>」という名前でバックアップファイルを作成
- バックアップ対象はデータベース全体(データファイル、制御ファイル)+アーカイブログ
- さらにアーカイブログはバックアップ後削除する

なお、バックアップ元のデータファイルと制御ファイルの総サイズは1.5GB程度でしたので イメージコピーと比較するとデータサイズがかなり圧縮されていることがわかります。 これはrmanがバックアップ時にデータブロックが含まれていない領域を含めず必要な領域のみバックアップしているためです

・イメージコピーの取得例
イメージコピーの場合はノーアーカイブログ運用でも取得可能ですが、 この場合はDBがMOUNT状態で取得します。以下はMOUNT状態かつノーアーカイブログモードで 取得した時のログとなります。
E:\>rman target /

Recovery Manager: Release 10.2.0.4.0 - Production on 水 6月 18 22:14:41 2008

Copyright (c) 1982, 2007, Oracle.  All rights reserved.

ターゲット・データベース: ORCL102(DBID=3118148192、未オープン)に接続されました

RMAN>  backup as copy database;

backupが開始されました(開始時間: 08-06-18)
リカバリ・カタログのかわりにターゲット・データベース制御ファイルを使用しています

チャネル: ORA_DISK_1が割り当てられました
チャネルORA_DISK_1: sid=159 devtype=DISK
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイルfno=00004 名前=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\USERS01.DBF
出力ファイル名=E:\FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-USERS_FNO-4_0MJJ94MP タ
グ=TAG20080618T221449 レコードID=6 スタンプ=657756953
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:01:06
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイルfno=00001 名前=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\SYSTEM01.DBF
出力ファイル名=E:\FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-SYSTEM_FNO-1_0NJJ94OR
タグ=TAG20080618T221449 レコードID=7 スタンプ=657756974
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:25
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイルfno=00003 名前=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\SYSAUX01.DBF
出力ファイル名=E:\FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-SYSAUX_FNO-3_0OJJ94PK
タグ=TAG20080618T221449 レコードID=8 スタンプ=657756988
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:15
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイルfno=00002 名前=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\UNDOTBS01.DBF
出力ファイル名=E:\FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-UNDOTBS01_FNO-2_0PJJ94Q
3 タグ=TAG20080618T221449 レコードID=9 スタンプ=657757001
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:07
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
現行の制御ファイルをコピー中です
出力ファイル名=E:\FULL_DB_CF_D-ORCL102_ID-3118148192_0QJJ94QA タグ=TAG20080618T2
21449 レコードID=10 スタンプ=657757004
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:03
backupが完了しました(完了時間: 08-06-18)

RMAN> exit

Recovery Managerが完了しました。

E:\>dir
 ドライブ E のボリューム ラベルがありません。
 ボリューム シリアル番号は 6E98-3B49 です

 E:\ のディレクトリ
2008/06/18  22:16        14,336,000 FULL_DB_CF_D-ORCL102_ID-3118148192_0QJJ94QA
2008/06/18  22:16       125,837,312 FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-SYSAUX_FNO-3_0OJJ94PK
2008/06/18  22:16       314,580,992 FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-SYSTEM_FNO-1_0NJJ94OR
2008/06/18  22:16       119,545,856 FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-UNDOTBS01_FNO-2_0PJJ94Q3
2008/06/18  22:15     1,048,584,192 FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-USERS
_FNO-4_0MJJ94MP
作成されたファイルはOS上のデータファイルや制御ファイルのコピーなので名前だけ元に戻せばOSコマンドでリストアしてもそのまま使うことができます。

バックアップや設定の確認

以下のコマンドにて確認します。
・バックアップセットの確認
- list backupset;
・イメージコピーの確認
- list copy;
・RMANの設定確認
- show all;

リストア・リカバリ手順

以下の手順では最も新しいバックアップからリストアを行い、アーカイブを適用しています。 想定状況としてはデータファイルが破損し、制御ファイルが無事である場合です。
(制御ファイルも破損しているのであれば NOMOUNT時にRESTORE CONTROLFILE で制御ファイルもリストアします)
RMAN> shutdown immediate

データベースがクローズしました
データベースがディスマウントされました。
Oracleインスタンスがシャットダウンしました

RMAN> startup mount

ターゲット・データベースに接続しました(起動していません)。
Oracleインスタンスが起動しました
データベースがマウントされました。

システム・グローバル領域の合計は、    150994944バイトです。

Fixed Size                     1295512バイト
Variable Size                 62917480バイト
Database Buffers              79691776バイト
Redo Buffers                   7090176バイト

RMAN> restore database;

restoreが開始されました(開始時間: 08-06-18)
チャネル: ORA_DISK_1が割り当てられました
チャネルORA_DISK_1: sid=157 devtype=DISK

チャネルORA_DISK_1: データファイル00001をリストアしています
入力データファイル・コピー・レコードID=11 スタンプ=657759772 ファイル名=E:\FULL_
DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-SYSTEM_FNO-1_0TJJ97G9
データファイル00001のリストア先: E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\SYSTEM01.DBF
チャネルORA_DISK_1: データファイル00001のデータファイル・コピーをコピーしました
出力ファイル名=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\SYSTEM01.DBF レコードID=15 スタンプ=657
759956
チャネルORA_DISK_1: データファイル00002をリストアしています
入力データファイル・コピー・レコードID=13 スタンプ=657759800 
ファイル名=E:\FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-UNDOTBS01_FNO-2_0VJJ97HI
データファイル00002のリストア先: E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\UNDOTBS01.DBF
チャネルORA_DISK_1: データファイル00002のデータファイル・コピーをコピーしました
出力ファイル名=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\UNDOTBS01.DBF レコードID=16 スタンプ=657759970
チャネルORA_DISK_1: データファイル00003をリストアしています
入力データファイル・コピー・レコードID=12 スタンプ=657759786 
ファイル名=E:\FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-SYSAUX_FNO-3_0UJJ97H3
データファイル00003のリストア先: E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\SYSAUX01.DBF
チャネルORA_DISK_1: データファイル00003のデータファイル・コピーをコピーしました
出力ファイル名=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\SYSAUX01.DBF レコードID=17 スタンプ=657759978
チャネルORA_DISK_1: データファイル00004をリストアしています
入力データファイル・コピー・レコードID=10 スタンプ=657759747 
ファイル名=E:\FULL_DB_DATA_D-ORCL102_I-3118148192_TS-USERS_FNO-4_0SJJ97E8
データファイル00004のリストア先: E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\USERS01.DBF
チャネルORA_DISK_1: データファイル00004のデータファイル・コピーをコピーしました
出力ファイル名=E:\ORACLE\ORADATA\ORCL102\USERS01.DBF レコードID=18 スタンプ=657760042
restoreが完了しました(完了時間: 08-06-18)

RMAN> recover database;

recoverが開始されました(開始時間: 08-06-18)
チャネルORA_DISK_1の使用

メディア・リカバリを開始しています
メディア・リカバリが完了しました。経過時間: 00:00:03

recoverが完了しました(完了時間: 08-06-18)

RMAN> alter database open;

データベースがオープンしました。

アーカイブログの削除

バックアップ用途以外でRMANを使用する場合としてはアーカイブログ情報を削除する場合があります。 特に、アーカイブログの出力先がdb_recovery_file_destに設定してある場合は制御ファイルで認識している出力済みアーカイブログの合計サイズがdb_recovery_file_dest_sizeまで達すると アーカイブが出力できなくなりハング状態になってしまうためこのような場合にアーカイブログ情報を削除する必要が出てきます。

この状況になるとOS上でアーカイブログを削除しても制御ファイルが認識しているアーカイブログ情報は消えないため以下の手順で削除された無効なアーカイブログをチェックし、情報を削除します。
C:\Documents and Settings\ken>rman target /

Recovery Manager: Release 10.2.0.4.0 - Production on 水 7月 16 00:52:04 2008

Copyright (c) 1982, 2007, Oracle.  All rights reserved.

ターゲット・データベース: ORCL102 (データベースID=3118148192)に接続されました
無効なアーカイブログをチェック
RMAN> crosscheck archivelog all;

リカバリ・カタログのかわりにターゲット・データベース制御ファイルを使用しています

チャネル: ORA_DISK_1が割り当てられました
チャネルORA_DISK_1: sid=143 devtype=DISK
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00011_0656279008.001 レコードID=10 スタンプ=657758415
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00012_0656279008.001 レコードID=11 スタンプ=657758416
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00013_0656279008.001 レコードID=9 スタンプ=657758414
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00001_0657758414.001 レコードID=12 スタンプ=657760558
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00002_0657758414.001 レコードID=13 スタンプ=657760559
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00003_0657758414.001 レコードID=14 スタンプ=657760563
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00004_0657758414.001 レコードID=15 スタンプ=657760563
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00005_0657758414.001 レコードID=16 スタンプ=657761154
アーカイブ・ログの検証に失敗しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00001_0657763195.001 レコードID=23 スタンプ=660185119
9オブジェクトをクロスチェックしました

上記でチェックしたアーカイブログの情報を削除
RMAN> delete expired archivelog all;

チャネル: ORA_DISK_1がリリースされました
チャネル: ORA_DISK_1が割り当てられました
チャネルORA_DISK_1: sid=143 devtype=DISK

アーカイブ・ログ・コピーのリスト
Key     Thrd Seq     S Low時間  Name
------- ---- ------- - -------- ----
10      1    11      X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00011_0656279008.001
11      1    12      X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00012_0656279008.001
9       1    13      X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00013_0656279008.001
12      1    1       X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00001_0657758414.001
13      1    2       X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00002_0657758414.001
14      1    3       X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00003_0657758414.001
15      1    4       X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00004_0657758414.001
16      1    5       X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00005_0657758414.001
23      1    1       X 08-06-18 E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORC
L102\ARC00001_0657763195.001

このオブジェクトを削除しますか(YESまたはNOを入力してください)。 yes
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00011_0656279008.001 レコードID=10 スタンプ=657758415
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00012_0656279008.001 レコードID=11 スタンプ=657758416
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00013_0656279008.001 レコードID=9 スタンプ=657758414
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00001_0657758414.001 レコードID=12 スタンプ=657760558
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00002_0657758414.001 レコードID=13 スタンプ=657760559
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00003_0657758414.001 レコードID=14 スタンプ=657760563
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00004_0657758414.001 レコードID=15 スタンプ=657760563
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00005_0657758414.001 レコードID=16 スタンプ=657761154
アーカイブ・ログを削除しました
アーカイブ・ログ・ファイル名=E:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\FLASH_RECOVERY_AREA\ORCL10
2\ARC00001_0657763195.001 レコードID=23 スタンプ=660185119
9EXPIREDオブジェクトを削除しました

サンプル及びその他機能

RMANスクリプトのページにて増分バックアップやバックアップセットの圧縮、パラレルチャネルによるバックアップのサンプルスクリプトを記載しています。

マニュアル

バックアップおよびリカバリ・リファレンス10g リリース2(10.2)
バックアップおよびリカバリ基礎10g リリース2(10.2)
バックアップおよびリカバリ・アドバンスト・ユーザーズ・ガイド10g リリース2(10.2)
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