3 動作確認(接続及びSQLの実行)

本ページではローカルデータベースへの接続手順を記載します。 データベースに接続する手段を提供するミドルウエアには様々なものがありますが、 本ページではoracleの基本的なcuiベースのユーティリティであるsqlplusでの接続方法を説明します。

  1. ソフトウエアのインストール
  2. DB作成
  3. 動作確認(接続及びSQLの実行)
  4. クライアントからの接続設定

接続手順

「ファイル名を指定して実行」の画面(Windowsキー+R)からsqlplusを実行し、表示されるログオン画面には「scott/tiger」と入力し以下のように出力されれば接続成功です。

※scottとはoracleの伝統的なサンプルユーザーです。DBのインストール時にscottユーザを作成しなかった場合は%ORACLE_HOME%\RDBMS\ADMIN\scott.sqlを実行すれば作成することができます
※パスワードが期限切れと表示された場合は旧パスワードと新パスワードにtigerを入力します。

Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.1.0 - Production
With the Partitioning, OLAP and Data Mining options
に接続されました。
SQL>
引き続き以下のSQLを実行してみます。このSQLはスキーマ内のテーブルやVIEWの一覧を表示するものです。
SQL> select * from tab;

TNAME                          TABTYPE  CLUSTERID
------------------------------ ------- ----------
DEPT                           TABLE
EMP                            TABLE
BONUS                          TABLE
SALGRADE                       TABLE

補足

接続時にユーザ/パスワードの形式で入力した場合はローカルのデータベースに接続されます。 他のサーバのoracleに接続する設定は「クライアント接続設定(1)」で手順を記載しています。

なお、ローカルに複数のデータベースをインストールしていた場合はsqlplusを起動したORACLE_HOMEにインストールされているデータベースのうち、最後にインストールしたデータベースに接続されます。 このデフォルトのデータベースの設定はレジストリで設定されています。
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