11gR2 Real Application Clusters(RAC) のインストール(補足)

本ページではVMwareを用いた11gR2 RAC(2node)のインストールの方法の補足として以下を記載します。

・scan構成に必要なdns(bind)の設定について
・sshの手動設定について

1 構成・インストール前準備
2 Grid Infrastructureソフトウエアのインストール
3 データベースソフトウエアのインストール
4 データベースの作成
補足



bindの設定

DNS等でSCAN名を複数のアドレスに解決できない場合、インストール中に以下のようなエラーが発生します。

・OUIからのポップアップにて「INS-20802 Oracle Cluster Verificationユーティリティに失敗しました」
・インストールアクションズログにて「PRVF-4664 : SCAN名"<SCAN名>"に対して一貫性のない名前解決エントリが検出されました」
・インストールアクションズログにて「PRVF-4657 : "<SCAN名>"の名前解決の設定チェック(IPアドレス: XXX.XXX.XXX.XXX)に失敗しました」
・インストールアクションズログにて「PRVF-4664 : SCAN名"cluster1"に対して一貫性のない名前解決エントリが検出されました」

エラーが発生してもデータベース自体は通常通り使用することができますが、エラーなくインストールを実施したい場合は以下のDNSの設定を行えばエラーは発生しません。
※各ノードにDNSをインストールし、自ノードのDNSを参照する設定です。本番環境では本番用のDNSを参照するように設定してください。

hosts修正
/etc/hostsよりscan ipに相当する記載があれば削除します。
192.168.1.9 cluster1 cluster1.localdomain
#192.168.1.9 cluster1 cluster1.localdomain

bindのインストール及び設定
centos5.4で用意されているrpmより以下のrpmをインストールします(テスト環境のためchroot関連は除外)。

・bind-libs-9.3.6-4.P1.el5_4.2
・bind-utils-9.3.6-4.P1.el5_4.2
・bind-9.3.6-4.P1.el5_4.2
・ypbind-1.19-12.el5

/etc/named.conf、および/etc/named/*を「この設定ファイル」で差し替えnamedを再起動します。
[root@vm1 namedb]# service named restart
named を停止中:                                            [  OK  ]
named を起動中:                                            [  OK  ]
dnsサーバの参照先の変更
自ノードをdns server として参照するように/etc/resolv.confに以下を設定します。
[root@vm1 etc]# cat /etc/resolv.conf
; generated by /sbin/dhclient-script
search localdomain
nameserver 127.0.0.1
ネットワークを再起動します。
[root@vm1 etc]# service network restart
インターフェース eth0 を終了中:                            [  OK  ]
インターフェース eth1 を終了中:                            [  OK  ]
ループバックインターフェースを終了中                       [  OK  ]
ループバックインターフェイスを呼び込み中                   [  OK  ]
インターフェース eth0 を活性化中:                          [  OK  ]
インターフェース eth1 を活性化中:                          [  OK  ]
名前解決の確認
クラスタ名として設定したcluster1の名前解決を確認すると3つのIPアドレスが返却されることを確認します。
[root@vm1 namedb]# nslookup cluster1
Server:         127.0.0.1
Address:        127.0.0.1#53

Name:   cluster1.localdomain
Address: 192.168.1.11
Name:   cluster1.localdomain
Address: 192.168.1.9
Name:   cluster1.localdomain
Address: 192.168.1.10

SSHの手動構成

rac環境ではインストール時にscpコマンド等により各ノードへファイルを配布するためracを構成するノード間でパスワードなしでSSH接続可能なように設定を行う必要があります。

11gR2ではGrid Infrastructure のインストール画面でも設定できるようになっていますがGrid Infrastructureのインストールマニュアルにも手動構成の手順が記載されています。

1 構成・インストール前準備
2 Grid Infrastructureソフトウエアのインストール
3 データベースソフトウエアのインストール
4 データベースの作成
補足
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